居酒屋『初陣』

わたしが居酒屋を始めるに至った、いわゆる前職を退くに至った理由の一つにあたるのがこれである。



現場の判断、大げさかもしれないが…いわゆる指揮官は有事において速やかに判断を下さねばならない。

約四年前…

わたしの管理する現場で事故が発生。

Ａ案とＢ案の選択肢をどちらかに決断しなければいけない。

迷わずＡ案を選んで行動した。

さて、結果はどうか？

後に机上で検討される。

『Ｂ案にしても良かったのでは』

また、『Ｃ案もあったろうに』

『Ａ案が間違ってるとは言わないが』

必ずこうなる。こうなる組織であった。

わたしは未だに『Ａ案が最善であり、あの時Ａ案以上の良策はなかった』と確信する。

そして、わたしは思う。

有事において最高司令官が決断した事は、後にとやかく言うのは卑怯だ！

だから日本人が選んだ日本の最高司令官の決断をジッと見守り、過剰反応して混乱を引き起こす事なく強い心をもって生活していこうと考える。